三才ブックス 2003年
皆さんも書店に足を運ばれると、「学習参考書」というジャンルの本が店内で相当のスペースを占めているのを目にされることでしょう。
中学・高校・大学、そして各種資格試験etc.……。それぞれの分野・科目ごとに趣向を凝らした各種の参考書、私も学生時代は少なからずお世話になったものです。
さて、それらの中でも「英語」の参考書につきものの「日本語の例文」。
時として、この「例文」が妙な言葉になっていることがあるといいます。
そこで、今回紹介するこの本でありますが…。
内容的には「センター試験〜私大向け」の頻出英単語を集めた参考書なのですが、収録されている英単語の用例の日本語訳文が全編妙な方向に飛んじゃっています(爆)
「『ドイツの科学力は世界一！』と叫ぶことができて、彼は大いに喜んだ」
「敵が３機で同時に攻撃してきたので、そのうち１機を踏み台にして応戦した」
「妹が12人もいるなんてありえません」
「そのロボットの正確なスペックは、身長57メートル、体重550トンだ」
「全生徒憧れのお姉さまと、姉妹の契りを交わすことになった」
「今週のビックリドッキリメカは役に立ったかい？」
「友達がカードを集めに行くというので、いつものようにビデオカメラを持ってついていった」
「君が泣くまで、ボクは殴るのをやめません」
「彼のお父さんは『賛成の反対！』を口癖としている」
などなど、元ネタが何だったのか解ってしまいそうな「ヲタク」な文章ばっかりでした(爆笑)
また、各章の合間合間にはストーリーが挿入されているのですが、これがまた「解る人には解る」お話でして……(^^;
「よくもまぁこれだけの『アレ』な文例を集めてきたものだ」と感心してしまいました（ぉ